社員みんなが
力を発揮できる
チームを作りたい

私はクラウドインテグレーション事業部の中で、Google製品のインサイドセールスチームのマネージャーを担当しています。

インサイドセールスというのは、相手先を訪問しない内勤型営業。従来型の営業ももちろん重要ですが、オンライン化が進む時代の中で必要とされるチームです。お客様に対し、オンラインで私たちが素早く対応させていただく場合もありますし、必要に応じて別チームと連携しながらご対応する場合もあります。

オンライン環境で活躍できるインサイドセールスチームが社内にできたのは、コロナ禍が国内でも深刻になってきたころ。業務もオンライン化が推奨され、私たちが扱うサービスの需要も急増し、内勤型営業の必要性も一気に高まりました。

このチームには、立ち上げから関わっていました。立ち上げの背景には、効率化や分業体制を整えるという意図もあります。私はそれだけでなく、働くお母さんやフルタイム勤務が難しい方でも活躍できる場所を作りたい、という想いも持って参加しました。当時妊娠していたこともあり、その気持ちは強かったですね。

立ち上げにあたり必ず取り入れようと考えていたのが、「新たに加わった社員が独り立ちするまでの時間を短くする」という仕組み。現場への参加が早くなれば、特定の社員に仕事が偏らず、誰が抜けても仕事を回せるチームになれます。

そのために、スムーズに業務参加するためのマニュアルを作り、独り立ちまでの時間を早めながら、チーム全体でお互いの負担を軽減しあえるような体制にしていきました。

チーム立ち上げ後、私は育児休暇で現場を離れていました。それでも、1年経って復帰したとき、メンバーが総入れ替えになっていたにもかかわらず、負担が誰かに偏ることなくチームがきちんと機能していました。目的通りの良い成果を残せたなと達成感がありましたね。

そんな経験を経てきた今、子育てや介護をしている人、提案が得意な人、単純作業が早くて正確な人、育児休暇から戻ってきた人など、誰であっても自分のパフォーマンスを発揮できる職場環境を実現することが、私のチャレンジです。

社員それぞれが自分の働ける範囲で精いっぱい頑張れる環境を、まずは自分のチームの中から作りたい。そして、少しずつ会社全体にも広げ、今以上にみんなが活躍できる会社にしていきたいですね。