株式会社電通様は、日本最大手の広告代理店で、広告市場の収益において世界第5位の企業となります。今回のお取引先であるアウト・オブ・ホーム・メディア局(OOHメディア局)では、屋外看板や交通広告、デジタルサイネージなどの媒体に対するプランニングから広告枠の売買、掲載を行っております。OOHメディア局では、プランニングから広告枠の売買、掲載までを完全に自動化する「Programmatic OOH」の構築を目指しており、都営バス向けデジタルサイネージシステムの選定においても重視されておりました。当社デジタルサイネージの取り組みや Google 社からの推薦もあり、今回お取引させていただくこととなりました。 今後も電通様の良きパートナーとしてOOHメディアの発展に貢献していきたいと考えております。
電算システムさんはデジタルサイネージに精通しているだけでなく、 Google クラウドサービスを用いた提案をいただき、将来のオンライン広告システムとの統合や拡張性に優れている点が決め手となりました。また電算システムさんが日本での専任代理店となっているStratosMediaは、当社が推進するDynamic DOOH(外部データに基づき、今、その場所にふさわしいコンテンツをリアルタイムに配信する)機能が実装されており、当社の要求仕様を満たすものであったことも採用の決め手となりました。
今回のプロジェクトは、移動体(公共バス)における常時ダイナミックコンテンツ配信という、システム的にも大きなチャレンジで、不安定な電圧や振動等、バス特有の課題、また公共交通機関ゆえの運用上の問題など、ときには予想もしないトラブルが発生することもありました。そんなときでも、電算システムさんはチーム一丸となって対応してくださり、単にシステム構築会社としてではなく、目的を同じくするビジネスパートナーとして全幅の信頼を置いています。
日本のみならず、海外案件でも開発サポートを期待しています。
当社は今回「StratosMedia」を活用した、交通移動体向けデジタルサイネージソリューションをご提供しました。バス車内に画面を設置し、デジタル広告を表示。走行中の現在地付近の店舗の広告や、天気・気温など周囲の環境に合わせたメッセージを表示し分けることができます。これまでは事前に用意した広告が、決められた期間に一方的に流れるものが一般的でしたが、閲覧する側により効果的な広告配信が可能となります。