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1947年に新学制実施に伴い、東京女子高等師範学校附属高等女学校から中学校・高等学校に分かれ、共学校として70年を超える歴史と伝統を持つお茶の水女子大学附属中学校。「自主自律の精神をもち、広い視野に立って行動する生徒を育成する」を教育目標に、多様な教育カリキュラムを開発し、独自の教育活動を行っています。そんな同校では、2019年9月ICT教育ツールの一つとして Chromebook 導入して以来、2020年末までに約400台を教室に配備し、様々な授業で活用しています。
Google for Education とは、クラウドベースの学校向けコラボレーションツール「Google Workspace for Education™」、先生と生徒のための学習・課題管理システム「 Google Classroom」、Chrome OS™ を搭載し、教育向けに作られたPCの「Chromebook」の総称です。文部科学省の掲げる学習指導要領「生きる力」では以下3つの柱と、主体的・対話的で深い学びであるアクティブラーニングをすべきであると解説され、ICT教育が注目を集めていますが、Google for Educationはこれらのニーズを満たす、学校教育に特化されたサービスです。
Q選択の決め手は何ですか？
以前より、ICT教育に積極的に取り組んでおり、他社製ノートPC20台、タブレットを40台を導入していました。しかし、運用面で様々な課題があり、他校のICT教育の視察や運用の実態を調査など様々な角度から多数の項目を比較しました。検討の結果、『故障がほとんどない』『安価に導入できる』『管理コンソールから端末管理ができる』といった点を評価し、導入を決めました。本格導入するにあたって、スケジュール変更など柔軟にご対応いただけましたし、導入後の手厚い無償サポートにも大変満足しています。
Q導入していかがでしたか？
以前導入していたタブレットは、1台ずつデジタルテキストからデータをコピーする必要があり、授業の準備が大変でした。かたや既存のノートPCは、再起動するとデータが消える仕様でしたが、USBメモリの管理が難しかったり、操作に不慣れなためにデータの破損・保存ミスが頻繁に起きてしまい、生徒がパソコン嫌いになってしまうことも。導入後はこれらの課題が解消され、生徒全員が1台ずつ使えるようになり、様々な授業での利用も始まりました。
Q今後、電算システムに期待するものは？
今後は、部活などの課外活動の記録や、修学旅行、林間学校などの学校行事の記録など、授業以外の場面にも活用を拡大したいと思っています。 Google Workspace for Education と Chromebook 双方のサポートを一元的に行っていただける代理店はあまり多くないと思いますので、継続的なサポートと活用提案、セキュリティ面での運用への提言などに期待しています。
